講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。
今回は、8月29日に開催したファシリテーション講座をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください。
講座概要
講座名:
第26回 「ファシリテーション ~ビジネスリーダーに求められる効果的な意見・アイデアの引き出し方~」
日時:
2017/8/29(火) 10:30~12:30
講師:
浜口 桂(はまぐち かつら)先生
Co-en 代表
経営コンサルタント(中小企業診断士)
キャリアカウンセラー(CDA)
講座レポート
第26回 講座は、浜口 桂先生による「ファシリテーション ~ビジネスリーダーに求められる効果的な意見・アイデアの引き出し方~」でした。
今回の講座は京都で開催し、40人を超える参加者とともに、大学や企業で多数のセミナーを開催されている浜口桂先生からファシリテーションスキルのエッセンスを学び、頭をフル回転させマルチタスク・論理的思考を体感するグループワークを行いました。
ファシリテーションとは
まず着席すると、各テーブルの上には「最初の質問」という一見ファシリテーションには関係のなさそうな一冊の絵本が。「ファシリテーションとはグループの成果を最大化すること、ファシリテーターは黒子となりそのために出来ることは何でもやる!」ということで、会議がうまく進むよう、あえて机の上に関係ない物を置きみんなの関心をひき会話を弾ませる、という仕掛けの一つということ。ファシリテーターは前に出てグイグイ引っ張っていくのが仕事かと思いきや、「あくまでも黒子で、最高のファシリテーションは一見何もしないこと」という目からウロコの考え方を知りました。
続いて事前アンケートで聞いたファシリテーション悩みの紹介、多かったのは「意見の対立、聞かない、話さない」・・・参加者の多くがうんうんとうなずく中で、①投げかけ、②見える化、③仕掛けという具体的な関わり方・実際に使えるスキルをたくさん学びました。
グループワーク「村の大掃除」
後半は『村の大掃除』を題材としたグループワーク。「カードの情報を共有しながら、誰がどこの掃除担当かを考える」という一見簡単そうなゲームですが、実際にやってみると四苦八苦!自分の解釈で実は重要な部分を省略して伝えてしまったり、同じような言葉に惑わされ論理的につなげられなかったり、たくさんの情報量を上手く処理し、他人に伝え、さらに他人から重要な情報を導き出す、ということの難しさを体感しました。
終わりに
京都という地で初めての参加者も多く新たな繋がりもたくさん生まれた模様。 赤ちゃんをあやしながら頭を悩ませ、活き活き、楽しそうに議論されるパワフルママ達の姿が印象的でした。復帰後は今回得たスキルでいろんな仕掛けを試し、グループの成果を最大化する黒子としてますます活躍されることを期待しております!