講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。
今回は、6月13日に開催したコーチング講座をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください。
講座概要
講座名:
第37回「職場でも子育てでも活かせるコーチング」
日時:
2018/6/13(水) 10:30~12:45
講師:
本間 正人(ほんま まさと)先生
京都造形芸術大学 教授
講座レポート
第37回目の講座は、本間 正人先生による「職場でも子育てでも活かせるコーチング」でした。
今回の講座では、コーチングの第一人者と言われる本間正人先生に初登壇頂きました。本間先生は、京都造形芸術大学副学長を務める傍ら、全国各地で多数の講演もされ、NHKのテレビ番組「実践ビジネス英会話」で講師としての出演経験も。
その超多忙な本間先生を京都本会場にお招きし、大阪、名古屋、仙台でも同時リモート開催。京都33名、大阪22名、名古屋7名、仙台5名、計67名のパパママにご参加頂き大盛況となりました。
コーチングとは
講義の導入「最終学歴」にとらわれるのではなく「最新学習歴」の更新の重要性のお話で会場一同、先生のお話の面白さに早速引き込まれました。また、問題解決能力が良しとされたのは20世紀まで、今後はAIに取って代われない創造性、人間関係を結ぶ能力、感動を発見する能力が大事だというお話が印象的でした。
さて、本編の「コーチング」について。「教え込む」のがteachingであるのに対して、可能性や自発性を「引き出す」のがcoaching。引き出すために重要なのが「傾聴」と「質問」であり、これを実際2人一組のワークで体感しました。
傾聴のワーク
対面に座り、スピーカーは自分の子どものすごいところを発表。
一方、インタビュアーはその話の内容に対して、先生の指示通り、ノーリアクション。
実施後、スピーカー担当者からは「さみしい感じがする」という声が上がり、相槌、頷き、繰り返しの重要性を体感しました。
質問のワーク
インタビュアーはそれに対してまさに野球のヒーローインタビューのように、先程学んだことを活かして質問します。
先程のワークとは異なり、開始早々会場中が熱気に包まれます。そしてワーク後、「話していて気持ちよくなった人〜?」という先生の問いかけに対し、参加者が笑顔で挙手。
自分が話したことに対して興味を持って聴き、質問してもらえることは本当に気持ちのいいものだということを体感. パートナーや子どもに早速実践したくなるような楽しいワークでした!
終わりに
講義最後まで「子どもに注意をするときのコツ」や「子どもを褒めるときのコツ」など育児に即活かしたい内容が盛りだくさん!
本間先生のご講演は終始サービス精神満載で、その軽快なトークに惹きつけられ、熱気と笑い声が溢れるあっと言う間の2時間でした。
講義後はテレビに生出演予定いう多忙スケジュールの中、ランチにも参加してくださった本間先生。先生を囲んで仕事の悩み相談で盛り上がりました。
「コーチング」とは、相手の自己実現や目標達成を対話を通じて促すものですが、ビジネスだけではなく子育て等日常生活のあらゆるシーンでも使える優れもの。
今回の講義でその奥深さを学んだだけではなく、受講したその日から即実践でき、職場復帰後も使える技術を身につけることができました。