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第36回「仕事でも家庭でも育児でも使える! 『超』実践的クリティカルシンキング」

講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。

今回は、5月23日に開催したクリティカルシンキング講座をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください。

講座概要

講座名:
第36回「仕事でも家庭でも育児でも使える! 『超』実践的クリティカルシンキング」

日時:
2018/5/23(水) 10:30~12:45

講師
早津 俊秀(はやつ としひで)先生
NCデザイン&コンサルティング株式会社 代表取締役
ビジネスアーキテクト
和歌山大学経済学部 非常勤講師

 

講座レポート


第36回目の講座は、早津 俊秀先生による「仕事でも家庭でも育児でも使える! 『超』実践的クリティカルシンキング」でした。

今回の講師は元グロービス経営大学院客員准教授として延べ500名以上のビジネスパーソンの論理思考やプレゼンテーションの教育実績がある早津先生。ベンチャー企業経営の傍ら、和歌山大学で論理思考や新規事業の科目を担当されており、この分野のプロフェッショナルです。

 

事前課題のディスカッション

 

まず、講義のはじめは事前課題①のディスカッションから。 「あなたは裁量労働制の導入に賛成ですか?反対ですか?」 というテーマで各グループごとに賛成か反対かを議論します。10分で答えを出すのは難しく、各グループで白熱した議論が巻き起こりました。最後にグループで発表を行い、出た答えに対して全員で意見を述べ合います。 限られた時間の中では論点を整理して議論をするのは難しいと感じた課題でした。
なぜ、議論がスムーズに進行しないのか? その理由を学びます。
前提」を自分なりに定義しているのか?
前提を他人が読んでもわかるように明示されているのか?
「裁量労働制」と言っても自分の会社の事を議論するのか、国の制度の事を議論するのでは論点が違います。実際の会議で話し合っている議題について答えが出ずに議論が散漫になるケースがあります。この2つのポイントを押さえておくと時間内に議論を行わなければならない場面でもスムーズに進行出来ると感じました。

 

2回目のディスカッション

 

2回目のディスカッションは課題①の前提を揃えて、「賛成か反対か?」 改めて議論します。1回目の議論同様、グループの発表に対して他のグループから賛成・反対の意見が述べられます。自分のグループの意見を主張するには反論も用意しておかなければなりません。 どうすれば抜け漏れなく議論を進めることが出来るのか? その方法を学びます。
相手の発言を正確に把握する
●フレームワークを活用する
議論をしているつもりでも、相手の発言の意図を把握していないと内容にずれが生じてしまいます。またフレームワークを使って確認することで論点に抜け漏れがなくなります。 イシューを設定し、フレームワークを使って整理することで会議の場などでも辿り着きたい答えをよりスピーディに導き出せると思いました。

 

3回目のディスカッション

 

最後に講座で学んだ事を生かして3回目のディスカッションを行いました。
●イシューを考える前に、前提条件、制約条件を明確に
先生から最後のポイントを教わります。仕事の場面でも絶対に回避できない問題を何とかしようと時間をかけ過ぎてしまう事があります。制約条件を明確にすることで議論すべき事がクリアになりより短時間で答えを導き出すことが出来ると感じたディスカッションでした。

 

 終わりに


クリティカルシンキングとは、課題を明快にして、最適な判断を行うための思考法。 仕事だけでなく、家庭でもこの思考法を実践することでお互いにとって納得感のある答えを導き出せると感じました。今回の講座で、与えられた情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、本質的な問題を見つけ、その上で”思考を構造化”する事の大切さを学びました。

 

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