講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。
今回は、2021年初開催となったイベントをレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートを楽しみください。
イベント概要
イベント名:
本音トーク ~『LIFE SHIFT』から自分らしい人生のヒントを探せ!~
フルキャリママパパにインタビュー \\教えて先輩// Day5 <無料>
日時:1/30(土) 10:00~10:45
トークテーマ:子育てパパの本音
講師1: 元・子連れMBA運営メンバー 吉田雄史(鉄道会社 技術系総合職/2歳6ヶ月男子の父)
講師2: りょう(AIベンチャー 技術営業/2歳男子、2ヶ月女子の父)
イベントレポート
新年スタート特別企画最終日5日目のトークテーマは、“子育てパパの本音”。
育休を取得したパパ2名を招いて、本音をぶっちゃけてもらいました!
2人のお子さんの誕生時に、それぞれ4ヵ月・1ヵ月の育休を取得されたりょうさん。
1年間の育休を取得されたゆうじさん。
それぞれがどんな想いで育休を取得し、また家庭や職場でどんな経験をして何を思ってきたのか。
今回は特別に、りょうさんのパートナーであるえいこさんも登場! 司会を務め、育休パパたちの想いを引き出してくれました。
家族も仕事も大事にしたいパパたちの想いは、パパだけでなくママも全力で共感できるポイントが盛りだくさんでした。
まだまだめずらしい“育休パパ”になった理由
結婚前には会社に泊まり込むほど、バリバリ働いていたゆうじさん。
結婚後は家族を大事にしないとという気持ちが芽生え、子どもができてからは『ヨチヨチ父』(ヨシタケシンスケ著)の本を読んだりして父親になるんだという気持ちにシフトしていったそうです。
特に出産に立ち会ったことで、命懸けの出産に衝撃を受けたそう。
そして「授乳以外はなんでもできる」という姿勢で育児をしてきたとのこと。
この姿勢はりょうさんも同じで、「自分とパートナーの二人のこども」だから、主体的に育児をしてきました。
りょうさんは結婚当初、週末婚でパートナーの流産を経験し、大事な時に一緒にいられないことで、人生で大事なことについて悩み、その後転職し家族を大事にする生き方にシフトしたそう。
いずれも、自分の人生で大事なものは何かを考え、そのために行動した結果、育休取得をはじめとした現在の二人の生き方に繋がっていました。
目標と行動指針
職場で、仕事をがんばっている人は多いが、育児をがんばっている人があまりいないことを「いまの時代、それはダサい!」と言い切るゆうじさん。
育休中にこどもと過ごす時間を多くとれたことで、こどもから好かれるパパになれたそうです。これから仕事も育児もがんばって、ずっと好かれるパパでいることが目標!
またりょうさんは「有言実行」を行動指針として掲げ、まずは素早く試すこと、そして違和感を大事にすることにしているそうです。
男性で育休取得を考えている人へ
二人とも口を揃えて「(育休を)取得して後悔することはない、自分の意志を大切に、迷っているならぜひとってください」とのこと!
職場との交渉を気にされる方が多いかもしれませんが、二人が重要と考えるのはむしろ「パートナーとの話し合い」です。
例えば育休取得のタイミングを新生児のときにするか? パートナーが復職するときにとるか? 収入面は大丈夫か? など、パートナーとしっかり相談してから育休取得することをおすすめしていました。
りょうさんの言った「子どもが赤ちゃんのころの写真に、自分(パパ)が写っていない人生ってどう思いますか?」という言葉が印象的でした。
育休復帰後のキャリアプラン「自分が早く帰ったら職場の人に迷惑をかけるかも。。。」
イベント視聴に参加してくださったパパさんからこんな質問を頂きました。
「育児はしたいけど、自分が残業せずに帰ることで職場の同僚にしわ寄せがいくのが心配です」。
これは本当に時短ワーママを含む、育児をしながら仕事をしている多くの人が感じていることではないでしょうか。
この質問に対して、登壇した育休パパたちからは「自分の人生を大事に」や「この人は残業せずに帰る人という認識をつくる」といったアドバイスがありました。
また、そうやって残業せずに帰っている人がいることで、それを見た職場の他の人が自分が無駄な残業をしていないか考えるきっかけになったら良い、との話もありました。
自分の人生をよりよくするだけでなく、職場にも良い変化をもたらすきっかけになるかもしれませんね!
ご案内
過去開催分のレポートも多数ございます。
2021年以前のイベント&講座のレポートは旧サイトにてご覧ください!