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第43回「『経済学』~実は身近な経済学~」

講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。

今回は、12月4日に開催した経済学講座をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください。

講座概要

講座名:
第43回「『経済学』~実は身近な経済学~」

日時:
2018/12/4(火) 10:30~12:30

講師
大久保 隆(おおくぼ たかし)先生
同志社大学大学院 ビジネス研究科 名誉教授

講座レポート


第43回目の講座は、大久保 隆先生による「『経済学』~実は身近な経済学~」でした。
 

ぷちガチ運営OGから「経済学ならこの先生を!」との声が強く上がった同志社大学の大久保隆名誉教授をお迎えして、経済学の基礎について講義頂きました。
“経済学”というと何となく難しそう、とっつきにくいというイメージを抱きやすく、しかも今回は質疑中心の講義!参加者もどんな講義になるのやらハラハラドキドキでしたが、講義冒頭、「経済学って実はそんなに難しくないんですよ。今日は経済のしくみを2時間で分かるように解説しましょう!」と大久保先生からダンディな笑顔で頼もしいお言葉があり雰囲気が和みました。

 

経済活動の基本交換は取引

 

経済に関する用語をわかりやすい言葉や例を用いて解説していただきました。
例えば、「ミクロ経済は個々人を基準に考えた経済のこと、マクロ経済は国や政府など大きな括りで捉えた経済のことです。」と、馴染みがない経済用語も、身近な言葉で言い換えられるとすっと頭に入ってきました。
 
そして「経済活動の基本は交換取引」とのこと。バナナとりんごとぶどうの物々交換を例に挙げ、物が集められる場所=市場、交換取引の仲介ツール=貨幣、貨幣を融通する機関=銀行と、どんどん話が広がっていきました。

 

グループワーク

 

グループワークでは、参加者が事前課題で考えてきた経済に関する疑問や講義中に思い浮かんだ疑問を出し合い、ディスカッションをしました。そして、グループ毎に最も気になる質問を発表し、大久保先生にご回答いただきました。
・景気の良し悪しは何を基準に判断したら良いか?
・2度目となる大阪での万博開催が決定したが、1970年の大阪万博開催時には本当に景気は良くなったのか?
・国債、投資信託、為替など様々な投資があるが、どんな特徴があるか?
など、次々に質問が挙がりました。それに対し大久保先生は柔らかな口調で丁寧に解説され、参加者達からは、なるほどとうなずく声が聞こえました。
また、今回はリモート会場からも発表していただいたので、普段以上にリモート会場との一体感も感じられたグループワークとなりました。

 

景気とは?消費税引き上げの影響は?


後半の講義では、「景気」を表す指標の解説と、身近な話題の一例として消費税引き上げを取り上げ、税金についての解説をしていただきました。
何となく税金とは取られるだけのものという印象ですが、マクロな経済視点で見ると、全て私たち国民が必要な物(例えば道路や年金など公共財)を政府が代わりに用意する為のお金のこと!きちんとそう使われているか、注視したいですよね、と柔らかな言葉でチクリ(笑)。
 
最後の質疑応答では、「子供に経済観念を養わせるには?」と、ママならではの質問も出ていました。先生からは、おこづかい帳をつけるだけで満足せず、それを分析することが大切とのこと。普段、何にどれぐらい使っていて、どれぐらい貯められているのか、次に欲しいものを買うためにはどうしたらいいのか、それを考えることで経済観念が養われていくそうですよ!

 終わりに


その他にもオリンピックに万博に増税に仮想通貨に…私たちの周りには経済に関する話題が日々溢れかえっています。”経済”ってこんなに身近だったんだ!“実は身近な”経済に関心を寄せる熱心なママたちから、次から次へと質問や意見が湧き出す大変密度の濃い2時間!今回の講座で事前や当日の質問、講座後も質問対応いただき計50問以上の質問にすべて丁寧に答えていただきました。しかも受講者は全回答をファイルで受け取ります。これは講座の宝になることと思います。

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