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名古屋限定講座「『赤ちゃんと一緒に学ぶ 実践!交渉学』~自信がつく!win-win関係構築とは?~」

講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。

今回は、12月14日に開催した、「名古屋限定講座 交渉学」をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください

 

講座概要

講座名:
「名古屋限定講座 交渉学」

日時:
2018/12/14 (金) 12:30~14:30

講師
松木 俊明(まつき としあき)
先生
アーカス総合法律事務所パートナー弁護士
関西大学非常勤講師(交渉学入門)

 

講座レポート


今回の講座は、名古屋限定で開催した松木 俊明先生による「交渉学」でした。

8月からスタートしたぷちでガチ!育休MBA名古屋会場。8、9月にリモート中継で大好評だった「交渉学」を担当された、関西大学の非常勤講師であり弁護士の松木俊明先生をお招きし、初めての名古屋限定講座を開催しました。発売開始10日で完売となった本講座には、名古屋市内・外から20名の育休ママが集結。会場が期待に包まれる中、松木先生とティーチングアシスタントの水野先生が大きな拍手で迎えられました。

 

“交渉術”と“交渉学”の違い


「“交渉”というと、どんなイメージを持ちますか?」という先生の問いかけに、参加者からは「相手のシェアを奪い自分のシェアを広げる」「勝つか負けるか」という答えが。普段私たちが交渉をする相手は、上司や取引先、または家族。自分だけが優位に立つような“交渉術”を使って、継続的な関係にある相手が後悔するような合意を導くことはあってはならないというお話に、一同納得。一方“交渉学”で目指すのは、win-win。交渉とは互いに目標達成するための問題解決プロセスであり、それにより相手との関係を構築するものなのです。

 

交渉のポイント

 

交渉の目的は、問題解決によってミッションを実現すること。そのために大切なのは事前準備です。交渉前に、的確に状況を把握し、ミッション・目標を設定し、代替案を検討しておくことで、心に余裕を持って交渉に臨むことができ、自分のミッションにそぐわない交渉には応じない、不合意への代替案を提示するなど戦略的な対応ができるのです。

 

グループワーク:模擬交渉

 

交渉はグループ戦です。参加者は売り手と買い手に分かれて役を与えられ、共通の情報と個別の情報を知らされて、商品の値段交渉をします。
グループワークは事前準備から始まります。重要なのは交渉の軸となるミッションの設定。この交渉で目指すゴールを意識すると、おのずと目標・代替案を見定めることができました。そして模擬交渉がスタート!前半は5分間、お互い1歩も引かないうちにタイムアップ!一旦グループに戻り、作戦会議です。
ほとんどの人が相手から情報を引き出せておらず、相手にとってのwinやミッションは何か、話し合います。10分間の後半戦を終了後、相手の個別の情報を見せてもらい感想戦へ。
ミッションやwin-winを意識して交渉した結果、ほとんどのグループがお互い満足のいく合意に至ることができました。アフターサービスや友達紹介によるキャッシュバックなど、ユニークな合意を作り上げたグループがあった一方、「まとめ買いの提案をしたら転売目的だと思われた」など、良かれと思って出した情報がネガティブに伝わってしまったケースもありました。「相手にポジティブに捉えてもらえるように自分の情報を伝える事が重要」と先生からフィードバックがあり、講義の最後に「今後職場復帰された際は、自分のミッションに基づき中長期目線で行動してみて下さい。」と激励のお言葉を戴きました。

 

 終わりに


本講座で学んだ、ミッションやwin-winを意識した行動は、交渉の場面のみならず、名古屋のママ達が自分の生き方を考える上でも重要な学びとなったことでしょう。

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