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第20回連続講座「交渉学①~Win-Win関係の構築を目指して~」   

講座&イベントレポート記事では、すでに開催済みの講座やイベントについて、運営メンバーが当日の様子や講義内容をレポートをいたします。

今回は、2月1日に開催した交渉学についての講座をレポート!
まずは事前知識としてイベントの簡単な概要からご紹介。その後レポートをお楽しみください。

講座概要

講座名:
第20回連続講座「交渉学①~Win-Win関係の構築を目指して~」   

日時:
2017/2/1(水) 10:00~12:00

講師
松木 俊明(まつき としあき)
先生
アーカス総合法律事務所 弁護士
関西大学非常勤講師

 

講座レポート

 

第20回講座は、松木俊明先生による「交渉学①~Win-Win関係の構築を目指して~」でした。
2月1日、1月講座の8日後にもかかわらず、40名のママ達が参加した2月講座。今回は連続講座「交渉学」の前編。3月講座で行う模擬交渉に備え、「交渉とは何か」について学びを深めました。講義では交渉のポイントをわかりやすくご説明いただき、講座後受講生からは「もっと早くこの講義を受けたかった!」との声が多く聞かれました。

 

交渉術ではなく交渉学

 

まず、講義冒頭の「中長期的に良きパートナーとなるためにはお互いWin-Winであることが大切!」という先生の言葉は、「交渉は相手を打ち負かすことが必要」と考えていた私達の交渉に対するイメージを覆しました。そして、「今後も長期にわたって付き合っていく相手に対し、巧妙な交渉術で相手を操って、後悔するような合意をさせたり、してやられたという気持ちを抱かせてはいけない。」という言葉を聞き、まさにその通りだと思いました。会社の上司、同僚、取引先、家族…交渉相手は皆長期にわたって付き合っていく相手ばかりです。先生の話を聞いて、小手先のテクニックである「交渉術」ではなく、「交渉学」を学び、この講座で本当に役立つ交渉力を身に付けたい!と強く思いました。

 

交渉の成否を左右する2つの要因

 

次に、先生は交渉の成否を左右する2つの要因「論理学:論理的にアプローチ」「心理学:心理的影響に備える」について、それぞれどういう点に気を付けたらよいかを具体的に説明してくださいました。
交渉では論理的にアプローチするだけでなく、「心理的影響に備える」ことが大切であることをショートケースで実感。同じショートケースを読んでも、人によってネガティブ・ポジティブ・フラットそれぞれ異なる印象を持つことがわかり、グループディスカッションでの意見交換はとても興味深かったです。

 

 終わりに


最後に、3月講座の模擬交渉の事前課題資料が配られ、事前準備の方法についての説明がありました。講義中には「交渉は事前準備が8割!」という言葉もあり、いかに事前準備をするかで交渉の結果が決まると言っても過言ではありません。今までは、交渉前にほとんど準備をしない人、最低目標だけを意識していた人が多かったようですが、今回の事前準備では交渉学の基礎概念である、「ミッション(交渉で何を実現したいか)」「ゾーパ(最高目標と最低目標)」「バトナ(合意が成立しなかったときの代替案)」を設定します。個人で課題に取組んだ後、グループワークを行い、それぞれのグループで出来る限り多くの選択肢を検討し、しっかり作戦を練って、3月講座の模擬交渉に臨みましょう!どんな模擬交渉になるのか今から楽しみです!!
今年度の講座も残すところあと1回となりました。この春復帰のママは3月講座で「職場でも家庭でも役立つ交渉力」を身に付け、復帰直前壮行会で「復帰後も支え合える仲間」を作って、明るい気持ちで職場に復帰しましょう!

 

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